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“安らぎの散骨”東京新聞
※以下、東京新聞(2012.10.20)参照
※※太字引用
散骨が世間に認知され、実際に行われるようになっている要因は、少子高齢化の原因も大きいようです。
散骨に関心がある人の増えた背景
・自然に返るという死生観
・少子高齢化に伴う墓の管理、継承の問題
・先祖代々の墓の管理問題
また、ただいま公開中の高倉健さん主演の映画『あなたへ』の影響も少なからずあるようですね。
映画『あなたへ』のあらすじ
「亡くなった妻から届いた絵手紙。そこには今まで知らされることのなかった、
"故郷の海へ散骨して欲しい"という妻の想いが記されていました。
妻の真意を知るために旅を始める主人公。一期一会1200キロの旅の中に、
夫婦の愛と様々な人々の人生を丁寧に綴った感動の物語。」
YAHOO!映画 あなたへ 特集より
墓を閉じる
散骨とは、海や山へ細かく砕いた遺骨をまくことです。
※遺骨をそのまま山や海に捨てるのではありません。
→散骨は違法では?
海での散骨の場合は、粉末状にした遺骨を、水溶性の紙で包み、それを海に投げ入れることが多いです。
水溶性のため、海面にふれると紙が溶け、粉状の遺骨が青い海にパッと純白に広がるそうです。
山での場合は、少し土を掘り、撒くというよりも埋める感じが多いようです。
※墓所での散骨がほとんどのため。
記事の中で目を引いたのは、「墓を閉じる」という言葉です。
自分の代で、家が途絶えるということは、今や珍しくないことでしょう。
自分を最後に家が途絶えるということは、精神的にもショックでしょうが、自分がいなくなったら
先祖代々のお墓はどうなるのか?という現実的な問題もあります。
そこで、自分が元気なうちに先祖の「お墓を閉じる」という選択肢が、散骨によって可能になるというわけです。
つまり、先祖代々のお墓から、(※先祖のお墓といっても、墓石のお墓文化は、せいぜい明治が始まりです)遺骨を取りだし、
遺骨を粉状にし、海や山へ散骨し、先祖を自然に還えすということです。
これで、お墓の問題に悩まされることなく、また、先祖も地球の一部となり、向後の憂いはなくなります。
参照資料 第一生命経済研究所 散骨が新しい葬法として定着なるか